負荷試験2

負荷試験とは?

非常用発電機のエンジン及発電装置の両者が、継続して確実に稼働するかを確認する為に実施する試験です。
非常用発電機は、エンジン部分とエンジンによる回転運動から電気を生み出す発電装置部分に分けられます。
負荷試験とは?

エンジンについて

非常用発電機のエンジンは一定の回転数を維持するよう設定されていますが、発電装置で発電することによってエンジンへの負荷も上昇します。無負荷での運転では、有負荷で正常に稼働するかどうか確認はできません。また、負荷をかけることによってエンジン内部温度、排気温度が上昇し、エンジン内部や煙道の未燃焼物が除去される効果もあります。エンジン内部や煙道に未燃焼物が溜まると着火して火災の恐れもあります。

発電装置について

エンジンを始動させるだけの無負荷運転の場合、エンジンの馬力が上がらないこともさることながら、発電装置部分は何も仕事をしておらずその性能を確認することはできません。そこで実際に発電装置に発電させて全体の状態を確認するのが負荷試験です。

電力について

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負荷試験とは?

非常用発電機のエンジン及発電装置の両者が、継続して確実に稼働するかを確認する為に実施する試験です。
非常用発電機は、エンジン部分とエンジンによる回転運動から電気を生み出す発電装置部分に分けられます。
非常用発電機のエンジンは一定の回転数を維持するよう設定されていますが、発電装置で発電することによってエンジンへの負荷も上昇します。無負荷での運転では、有負荷で正常に稼働するかどうか確認はできません。また、負荷をかけることによってエンジン内部温度、排気温度が上昇し、エンジン内部や煙道の未燃焼物が除去される効果もあります。エンジン内部や煙道に未燃焼物が溜まると着火して火災の恐れもあります。
エンジンを始動させるだけの無負荷運転の場合、エンジンの馬力が上がらないこともさることながら、発電装置部分は何も仕事をしておらずその性能を確認することはできません。そこで実際に発電装置に発電させて全体の状態を確認するのが負荷試験です。
実負荷試験
模擬負荷試験
消防設備等(スプリンクラー、消火栓ポンプ等)
負荷出力先
模擬負荷試験装置
必要
施設の稼働状況により実施日時が制限されます。
施設によっては実施自体不可能なケースもあります。
停電要否
不要
施設の稼働状況により実施日時が制限されます。
施設によっては実施自体不可能なケースもあります。
負荷試験が30%に届かない可能性有
特筆事項
・消防法で定められた負荷率 30 を確実に達成可能
・負荷率 100 まで 段階的に上げることでエンジン、
 発電機の細かい性能検査が可能
・発電機煙道付着の不完全燃焼を起こした燃料・黒煙の除去
実負荷試験
負荷出力先
消防設備等(スプリンクラー、消火栓ポンプ等)
停電要否
必要
施設の稼働状況により実施日時が制限されます。
施設によっては実施自体不可能なケースもあります。
特筆事項
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実負荷試験

負荷出力先
消防設備等(スプリンクラー、消火栓ポンプ等)
停電要否
必要
施設の稼働状況により実施日時が制限されます。
施設によっては実施自体不可能なケースもあります。
特筆事項
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模擬負荷試験

負荷出力先
模擬負荷試験装置
停電要否
不要
施設の稼働状況により実施日時が制限されます。
施設によっては実施自体不可能なケースもあります。
特筆事項
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模擬負荷試験機とは?
EGMSで保有してい模擬負荷試験機(低圧・高圧)

低圧模負荷試験機について

低圧模負荷試験機について

構造

負荷試験機内部はほとんどが抵抗器部分でしめられています。
この抵抗部で電力を消費し熱エネルギーに変換します。発熱した抵抗は
ファンにより強制的に冷却されるため長時間の連続した試験が可能です。
イメージは大きなドライヤーのようなものです。

サイズ

最新の負荷試験機は、従来と比較して小型化が進んでいます。
低圧発電機の場合は、発電機間近に試験機を設置して仮設ケーブルで
接続するため、低コスト短時間での試験が可能です(3時間前後)。

EGMS保有低圧試験機

EGMSでは低圧の負荷運転に適する試験機を日本製から海外製まで、10台以上保有しております。多様多数の試験機確保によりお客様のニーズに合わせたご対応が可能となります。

高圧負荷試験と試験機について

高圧負荷試験


点検の手順は、低圧の際とほとんど変わりませんが、低圧との
大きな違いはトラックに点検用荷物を積んでくることでありま
す。大きなトラックを駐車し、発電機のまたは発電機の始動盤
までケーブルを敷設し接続を行いますので、トラックを止める
スペースが必要なことが高圧負荷運転の点検においてポイント
となります 。

サイズ

EGMS保有の高圧負荷試験車は2トンショートトラック
サイズとなります。

EGMS保有低圧試験機

EGMSでは高圧の非常用発電機に対してもアプローチ
が出来る専用の負荷試験設備を自社保有しています。2
トンショートトラックサイズの550kW高圧負荷試験車の
導入により、搬入路が入り組んで狭い場合でも良好な
小回り性能を活かした効率の良い作業が可能です。
低圧模負荷試験機について

模擬負荷試験概要
非常用発電機の概要について

普段の状態
非常時
負荷試験時

模擬負荷試験

非常用発電機と負荷試験機を仮設ケーブルにて接続します。
低圧発電機の場合は発電機近傍に試験機を設置します。
高圧発電機の場合は車載式の試験機から発電機間に仮設ケーブルを敷設します。
発電機負荷側(二次側)と仮設ケーブルを連結させるため、実負荷試験と異なり施設の停電はありません。